物流と貿易を知る:業者と通関の働き

物流

boueki

世界は、さまざまなものの流れで構成されている。或るところから、別の或るところへ、人や物など目に見えるものが流れる。
そして、眼に見えないものも流れている。文化や知識などといったものはその一部である。たとえば、今このように書かれているテキストに使われる文字も、元は中国から渡ってきた漢字が起源である。

ただし、ここではそのような「モノの流れ」の中でも、特に物的な流れを取り上げる。物理的に、或る物体がひとつのところから別のところへ、流れるということについて。
とりわけ、その物が経済活動の要素として存在しているとき、この物的流通は「物流」という名称で呼ばれることになる。この「物流」が、ここにおける中心的なテーマである。

上に書いたように、この種類のモノの流れは、流れるモノが「商品」であるときに成り立つ。或るところで生産され、消費者となる人のもとへ運ばれる物であるときに、成り立つ概念なのである。

構成要素

physical

「物流」は、いくつかの要素によって構成されたものである。それらのいずれが欠けても、経済活動としての物的流通は完成しない。
たとえば、代表的な要素としては流通そのものを担う「輸送」ということがある。また、モノを輸送しやすい状態にすることも物的流通が完成する上で重要な事柄である。このことは、「包装」や「流通加工」といった名称で呼ばれる。

「輸送」の周辺にも構成要素は存在する。輸送に使う輸送機や輸送車、輸送船などからモノを下ろしたり、または積んだりすることである。これは「荷役」と呼ばれるものである。
その他にも、輸送船や輸送機が出入港したり離発着したりする海港や空港には、倉庫が設けられていて、これも物流の一部をなしている。モノの「保管」ということである。

これらはそれぞれ、個々で重要な役目を担う。たとえば、その物流が国境をまたぐ貿易であった場合、モノが出入国する場合には「通関」という手続きが必要になる。
荷役や流通加工、また保管といった分野では、通関の手続きに合わせた動きが必要になるのである。

情報連携

上に見たように、物流業界にある各分野にはそれぞれの仕事があり、また貿易に際しての通関など、特別な手続きも存在する。
このような場合には、各分野の情報の連携が、重要な意味を持つ。
手続きのタイミングに合わせて荷役が行われ、倉庫が開き、流通加工が動き出す。このように、その手順に合わせた連携した動きが欠かせないのである。

また、物流の条件として重要な「時間」というものに対しても、この連携が功を奏することになる。各分野の進捗状況が、全体で把握されていることによって、素早い動きが可能になるのである。
このことから、それぞれの要素を担当する各業者が、ひとつの物的流通について情報の共有を行うという取り組みが行われている。


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